Snap Cameraがサービス終了!どうすればいいの?アプリを使い続けるための方法

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Snap Cameraが、2023年1月に惜しまれながらサービス終了してしまいました。 個人的にバックアップしていたレンズを公開してくれている jaku さんのサーバーに接続すると、生き残ったレンズたちを引き続き使うことが可能です。今回はその移行手順をご紹介します。

このブログの今月のサポーターの皆さんにお礼を申し上げます:
Li02380さん、Amiさん、Cocoさん、ゴンタ=ミチさん、ナゾの冒険家さん、ヒロパンマンさん、びびあんさん、ミニヤンさん、ありがとうございます!🎉

SnapCameraPreservation

Snap Cameraを引き続き使えるように、jakuさんが始めたプロジェクトのサイトです。

すべての手順と必要なファイルは、こちらに書いてあります。本稿の情報が古くなる可能性もありますから、何かあったらこちらのサイトをみてください。
jaku/SnapCameraPreservation

Macの移行手順

注意:パソコン初級者にはおすすめしません!

このMac用の手順は、重要な環境設定ファイルを手動で書き換えます。UNIXの知識がない人や、失敗したときに自力で修正できる自信がない人は、絶対にこの先へ進んではいけません。他の記事をお楽しみください

1. ブツをダウンロードする

jaku/SnapCameraPreservation

上記のリポジトリにある studio-app.snapchat.com.crt.zip ファイルをダウンロードし、解凍してください。証明書ファイル(.crt)ができるはずです。

2. 証明書の設定

  1. このファイルをダブルクリックすると、キーチェーンマネージャーが表示されます。
  2. キーチェーンマネージャーの左側にあるログインオプションをクリックし、右側にある証明書をクリックします。
  3. studio-app.snapchat.comが名前の左に赤いアイコンと共に表示されているのが確認できるはずです。
  4. このファイルを右クリックして「情報を見る」を選択する。
  5. 新しく開いたウインドウの左上、「信頼する(Trust)」のすぐ左(すごく分かりにくい所)にある矢印(>)アイコンをクリックする。
  6. 「この証明書を使用するとき」のオプションで「常に信頼」を選択する。
  7. MacOSのパスワードを求められるので入力する。

これで、ほぼ完了です。

3. “hosts” 設定ファイルの編集

  1. 「ターミナル」というアプリを開いてください。スポットライト🔍に「ターミナル」と入力すると開けます。
  2. ターミナルに次のように入力します。これで1行のコマンドなので、途中に余計な改行が入らないように注意すること。手でタイプせずにコピペして、returnキーです。
    echo "66.228.41.64 studio-app.snapchat.com" | sudo tee -a /etc/hosts
  3. 再びMacOSのパスワードを入力する。

Snap Cameraを開きましょう。「Jaku Snap Backup」というカテゴリが表示されていれば成功です。

ビデオでも説明しています。よろしければどうぞ。

Windowsの手順

筆者は現在Windowsの環境がないので試していませんが、ChatGPTで翻訳した手順を載せておきますね。

https://snapchatreverse.jaku.tv/snap/ にアクセスし、Snap Camera.exeのバージョン1.19.0または1.21.0がインストールされていることを確認してください。そして、サイトにある手順に従って、「C:\Program Files\Snap Inc\Snap Camera」の場所にあるSnap Camera.exeの1.19.0または1.21.0のバージョンを提供してください。インストーラーをパッチすることはしないでください。

パッチを適用する前に、自分のバージョンに合ったパッチファイルが選択されていることを確認してください。

パッチを適用したら、元の「Snap Camera.exe」ファイルを新しく作成されたパッチファイルで置き換える必要があります。元のファイルを削除または名前を変更し、パッチファイルの名前を「Snap Camera.exe」と変更してください。また、Task Managerを確認して、元のSnap Cameraプロセスを終了させて、スムーズに置き換えるようにしてください。

C:\Program Files\Snap Inc\Snap Camera」のフォルダーを開き、ウェブサイトで使用した「Snap Camera」または「Snap Camera.exe」と同じファイルを探し、それを「Snap Camera – org」に名前を変更し、ダウンロードしたパッチファイルをこのフォルダーに置いてください。パッチファイルの名前を「Snap Camera」または「Snap Camera.exe」に変更してください。元のファイルに.exeがある場合は、.exeを追加しないでください。

これで、ファイルをそこから実行し、すべてが正常に動作するはずです。

問題がある場合は、パッチサイトをブロックするAdblockなどがないか、正しいバージョンをパッチしているかどうかを確認してください。また、元のSnap Cameraアプリケーションが停止していることを確認してください。Task Managerをチェックして、「Snap Camera」を検索し、そこで閉じてください。実行中の場合は、ファイルを置き換えることはできません。

著作権の問題でEXEをホストすることはできませんが、元のexeを提供すると、パッチを当てることができます。

私のサーバーと通信していることがわかるように、アプリに「Jaku Snap Backup」という新しいカテゴリーが表示されます。

上記のように表示された場合は、保存されているすべてのレンズをクリックしてアクティブにし、バックアップされていることを確認してください。

コメント

  1. 権田 says:

    有用な記事をありがとうございます!!
    これを Windows にインストールした場合の危険性について(お分かりになれば)教えて頂きたいのですが、
    PC 内のデータを読み取られるなどの危険性はあり得るのでしょうか。。。
    また、フィルター(レンズ)は、jaku さんのではなく、私個人がお気に入りに保存しておいたものが使える、という認識で合っていますでしょうか?

    • laiken says:

      Windows用のアプリは、jakuさんがどうやって改造したのか分からない、という点が注意すべきかと思います。
      おそらくサーバーをリダイレクトしているだけだと思うのでほぼ大丈夫でしょうけれど、それでも、まったく知らないアプリをインストールするわけです。ご心配のようにPC内のデータからキー入力からマウスクリックまで全て記録されて盗まれてしまうかもしれません。レンズはお気に入りに残しておいたものと、jakuさんのサーバーで保存されているものが両方使えるようになります。

      • 権田 says:

        なるほど…!早速のご返信ありがとうございます!
        どうしても SnapCamera を引き続き使いたいものの、ちょっと得体が知れないアプリ過ぎて躊躇してしまってます。。。
        ともあれ、とても参考になる記事を配信して頂き本当に感謝です!

  2. mayumi says:

    貴重な情報ありがとうございます!
    こちらの記事と動画を見ながらやってみて、アプリに「Jaku Snap Backup」というカテゴリは表示されたのですが、カメラが顔認識できていないようで、顔に加工がかからないのですが、何か間違えているのでしょうか?
    フィルターが反応せず、黄色や青の一色の画面になってしまっているフィルターもありました。
    PCはmacを使用しています。何か改善方法があれば教えていただければと思います。

    • laiken says:

      mayumiさん
      Snapcameraのアプリ自体は今までお使いのものと変わらないので、Snapcameraのアプリ自体か、Macの設定の問題ではないかと思います。jakuのサーバーに接続できているようなので、この記事の内容と顔認識ができない現象とは関係ないと思います。

      • mayumi says:

        そうなのですね!ありがとうございます。mac設定を色々調べてやってみます、、!
        教えていただきありがとうございました。

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