皆さん、無料版のChatGPTをすこし使ってみて、「AIってこんなもんか」と思ってしまっていませんか?それはヤバいです。今すぐGPT-4を無料で使い始めましょう。
「無料版ChatGPTを使う」ことの問題
無料版ChatGPTで使用されているモデル、GPT-3.5 turboは素晴らしい技術ですが、多くの人がそれを「AIの全て」と誤解しています。これは大きな問題です。
旦那、それ1年以上前のモデルですぜ
無料版ChatGPTを使うことで得られる「生成AIはこういうことができる/できない」という肌感覚は、実はもう1年以上も前のものなのです。GPT-3.5の体験だけをもって「AIってこんなもんか」と思ってしまうのは、ちょっと早計にすぎるかもしれません。だって皆さん、生徒たちには常に探究心を持ち、学びを深めることを教えていますよね。同様に、私たち自身もAIの進化に対して、好奇心を持ち続け、新たな知見を受け入れる姿勢が大切です。GPT-3.5は素晴らしいツールですが、それがAIの全てではありません。常に進化するAIの世界に、柔軟かつ積極的に向き合うことが、教師としても重要なのではないでしょうか。
GPT-3.5は「追い越して当然」の目標になった
そして興味深いのは、2023年に発表されたオープンソースを含む多くの新たな言語モデルが、無料で使えて、しかもGPT-3.5の能力を超えているということです。ClaudeやPerplexityを使わずに無料版のChatGPTにこだわる理由は、あまり多くはないでしょう。
依然としてGPT-4が最強
2023年に各社が新たにAIチャットボットを発表しましたが、結局そのどれもがGPT-4には及びませんでした。「GPT-4を超えた」と豪語していたGoogle Gemini Ultraは、その発表の数日後にプロンプトを改良したGPT-4に性能で追い抜き返されています。
つまり、依然としてGPT-4は最強のモデルであり、いま利用するならGPT-4が最善の選択だということです。
なぜ「ChatGPTプラス」が最強なのか
そして2023年3月の発表以来、GPT-4(ChatGPT Plus)に追加されてきた機能を見てください👇
- 3月:GPT-4発表
- 5月:プラグイン、Webブラウジング
- 7月:コード解釈(高度なデータ分析)
- 8月:カスタム指示、ファイルアップロード
- 9月:音声入力、画像入力
- 10月:画像生成(DALL-E)
- 11月:カスタムGPT、スピーチ機能
この一覧を見ても意味がわからないかもしれませんね。想像してみてください。画像入力ですよ。教科書を見せれば、アクティビティを勝手にデザインしてくれるんですよ。音声入力ですよ。いちいち文字を打ち込む必要すらなくなったんですよ。画像生成ですよ。「いらすとや」を卒業できるんですよ。スピーチ機能ですよ。何の準備もせずに会話練習ができちゃうんですよ。
この中で無料版のChatGPTでも使えるのは「カスタム指示」だけです。ChatGPT Plus優位性が、とんでもなく高いことがおわかりいただけますでしょうか?教育に限らず、AIを活用しようと思ったときにどちらを利用すべきかは明白です。
「無料版ChatGPT」から「GPT-4」へステップアップ
さあ皆さん、悪いことはいいませんから、有料版のChatGPT Plusを、1か月だけお試しでもいいですから使ってみてください。今までの人生は何だったのか、というほどの衝撃を受けることでしょう。
(こんなに熱心に宣伝しても、らいけんはOpen AIから1銭ももらえません。回し者ではありません)
いやいや、それでも月に20ドルを払いたくない、どうせ使いこなせないもん、という方もいらっしゃるかもしれません。でも大丈夫です。俺達のサティアがやってくれました。
Bing ChatはGPT-4を無料で使える!
2023年2月という早い段階で、マイクロソフトBingとAIの統合が発表されています。Bingの一番の特徴は、GPT-4が無料で使える世界最大のプラットフォームであることです。今すぐ飛んでいって使ってみてください!
GPT-4でできることのかなりの部分が、Bing Chatでも可能です。例えば:
- マルチモーダル:テキスト、画像入力と生成、Web検索
- プログラミング:複雑なコーディング、データ分析、視覚化
- スマホのアプリもある
等々です。経済的あるいは地理的その他の事情で最新のChatGPTにアクセスできない人々にとって、これほど大きな救いはないでしょう。
Bing Chatは「Copilot」に名称変更
Bing Chatは「Microsoft Copilot」に名称変更されました。今は両者が別々に存在していますが、将来的にはCopilotに統合されていくものと予想されます。今から使うのであれば、Copilotの方が良さそうです。
ChatGPTには無い機能もある
Copilotは音楽の生成や、ビデオの理解ができます。これはChatGPT Plusでも今のところできないことです。
- 音楽の生成:Suno AIを利用した音楽トラックの生成
- ビデオの理解:Edgeで視聴したビデオの要約や質問への回答
注意:GPT-4が使えるのは2つのモードだけ
Bing ChatとCopilotには「会話のスタイルを選択」というスイッチがあります。この中で、GPT-4を利用しているのは「より創造的に」か「より厳密に」を選択した時だけなのでご注意ください。デフォルトの「バランスよく」はマイクロソフト独自のモデルだそうです。
いかがでしょうか。無料版ChatGPTの経験は大切ですが、GPT-4へステップアップすることで「生成AIの現在進行系」を体験できます。教師の皆さん、ぜひこの機会にGPT-4の世界を探索してみてください。きっと新たな発見があるはずです。教育の未来は、常に進化する技術と共にあります。
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