Amazonで賢く買い物をするためのお役立ちツール3つ

Amazonで賢く買い物できる3つのツール #ほぼ週刊ググレカス
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Amazonのレビュー評価が高いから、なんて安心していませんか?「タイムセール」につられて急いで注文して「安く買えた」なんて得意になっていませんか?それ全部、ウソかもしれません!Amazonで賢く買い物をするためには、情報の非対称性にデータで対抗するのです。

サクラチェッカー

サクラチェッカー」というサイトがあります。🌸ここで言う「サクラ」とは、アレです。偽物の客のことです。Amazonのレビューはサクラによる虚偽の投稿で溢れているようですが、このサイトを使うと恐ろしいほどにサクラが多いことを教えてくれます。

実際に筆者が「これいいな」と思ったbluetoothヘッドホンについていたレビューの数々が、サクラチェッカーでどのように判定されたか、ご覧ください!

サクラ度90%ですって!やばいですね。1281件も評価の情報があるのに、そのほとんどが当てにならないということです。

もちろん、それでも欲しいと思えば買えばいいのです。「レビューがウソだった」ということと「貴方が商品に満足するかどうか」は別の話ですから。ただし「噂通りの良い商品だった」という感想を貴方が抱く可能性は低い、ということです。

この「サクラチェッカー」へのリンクをAmazon商品ページに表示してくれるChrome拡張機能が「Sakura Check Linker」です。

サクラチェッカーが対象としているのは amazon.co.jp のみです。それ以外の国でAmazonをお使いの方は、Review Metaを試してみてください。

Keepa – Amazon価格追跡

KeepaはAmazonの商品価格の膨大な履歴データを持っていて、欲しい商品のこれまでの価格の推移を見ることができます。上のグラフを見ると、この商品はいま最安値であることがわかりますね。しかし最初に1万円以上したのに、いま2000円台というのは随分大きな値下げです。これを1万円で買ってしまった人が気の毒ですね。

「タイムセール」は、ただのお祭

タイムセールで本当にお得な買い物ができることもあるでしょう。でも、購入する前にKeepaを使ってよく確認してください。実はその商品は、昨日までの方が安かったかもしれません。タイムセールというのは、本質的には貴方を買う気にさせるためのお祭に過ぎないのです。冷静に見極めましょう。

Keepaには「価格が希望額以下になったら通知をくれる」機能もあります。「2000円以下になったらメールで知らせる」というような設定ができます。Amazonが仕掛けるセールを追いかけるのではなく、出品者の値下げを追いかける方がスマートだと思いませんか?

Keepa – Amazon Price Tracker – Chrome Web Store

AmzChart:価格履歴追跡

上記のKeepaでは価格の履歴を追跡できない商品があります。電子書籍がそれに当たります。

Kindle本のページを閲覧すると表示される「アマゾンは電子書籍のデータを提供していないため、Keepaでは追跡できません」というメッセージ

つまりKeepaはアマゾン公式の提供データのみ?を利用しているようです。一方、こちらでご紹介するAmzChartは、独自に価格データを蓄積しているのか、Kindle本でも価格変動の履歴を見ることが出来ます。

ではここで、筆者が2022年のブラックフライデー期間中に「まとめ買いキャンペーン」で物色していた書籍について見てみましょう。キャンペーンの対象だけれど、9月まで500円以下だった本書は、急に900円近くまで値上がりしていることが分かります。

なぁんだ、この本はセールではないのね、というわけで、キャンペーン対象であることと、その商品がお得であるかどうかは必ずしも一致しないということが分かります。

Amazon Price History Tracker – AmzChart – Chrome Web Store

同様に AMZ Radar でも、Kindle本の価格追跡ができます。こちらはAmazon商品ページの下にフローティングのリンクが常時表示されるため、いちいち拡張機能ボタンをクリックする必要がないし、画面も見やすいかもしれません。

AMZ Radar — Amazon price tracker for shopping – Chrome Web Store

おまけ:URL直打ち

中国がすべて悪いわけではありませんが、非常に評判の悪い業者が中国に多いのも、どうやら筆者の経験的には事実と思われます。もちろん、日本国内で個人が中古品を出品したりもできますから、Amazonには千差万別の品質の商品が出品されているということをまず理解しておきましょう。

さて、こうしたことが起こるのは、Amazonマーケットプレイスという仕組みを使えば誰でも出品できてしまうことが原因です。ここでご紹介するのはツールではなく、Amazon以外の業者が販売している商品を検索結果からフィルターして見えなくするテクニックです。

URLの末尾に「&emi=AN1VRQENFRJN5」という文字列を追加すると、Amazon.co.jpが販売している商品のみが表示されるようになります。

日本以外の国のAmazonにも、おそらく同様のパラメーターが存在するはずです。ぜひおググりになってみてください。

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