教師のためのChrome拡張機能10選:スターターパック

#ほぼ週刊ググレカス

香港の先生方が主催する「Zoomで実践シェア会」でお話しさせて頂きました。1年前に準備期間ほぼゼロでオンライン授業を強いられた時に、シェア会から多くのノウハウを教えて頂き、本当に助かりました。

今回は少しでも恩返しになればと、「拡張機能ソムリエ」らいけんが調査と実験を重ねてリストアップした、「とりあえずこれを入れておけば授業準備も授業中も何とかなるだろう」という選り抜きの拡張機能リンク集をご紹介しました。「教師のための」と銘打っていますが、どんな仕事にも役に立つものばかりですので、ぜひ使ってみてください!

Chrome拡張機能とは

以前の記事でかなり噛み砕いてご説明しましたので、ぜひお読み下さい!

教師のためのChrome拡張機能10選:スターターパック

それではご紹介します!この10個のうちのいくつかを使いこなせれば、それだけで以前よりもかなり業務が効率化できると思います。

Adblocker for Youtube

授業中にYoutubeを見せる時、広告が終わるのをただ待っていませんか。YouTube Premiumなら広告が無くなります!知ってました?

これは有料プランですが、他人の作った動画を自分の仕事で利用するのですから、対価を払うのが当然です。YouTubeの恩恵を受けたいならば、有用な動画を作ってくれる人材が育ちやすいような環境づくりに自ら貢献していく必要があります。タダ乗りする者ばかりだと、どんなコミュニティでもすぐに死滅します。

お金を払いたくない人は広告を見ることになるわけですが、広告をあなたの生徒さんにまで見せる必要はないですね。いま学習すべき内容から注意が逸れてしまうし、授業時間も無駄に消費してしまいます。このような場合に限って、Youtube用のAdblocker(広告ブロック機能)を使いとよいでしょう。

QR Code (Generator and Reader)

ChromeはVersion 88からQRコード生成機能が追加されましたが、筆者はこちらの拡張機能をおすすめします。まず第一に、QRコード生成から表示までがとても速いです(厳密にはQRコードのサイズにもよります)。第二に、拡張機能であるということはキーボードショートカットで呼び出すことができます。右クリックなどという非効率な操作は必要ありません。そして第三に、QRコードの読み取りも可能です。学生にスマホで演習をさせるとき等に非常に便利です。

Web paint

これは同名の拡張機能が多いので、間違えないようにご注意。アノテーション系の拡張機能はとても多いのですが、まず初級者が簡単に扱えるもので、かつ機能的にも非常に優れているこちらを選びました。何よりすごいのは、画面の落書きは一度メニューを消しても、後でまた表示できることです。そして、お絵描き→スクリーンショットという流れで作業ができる、数少ない拡張機能でもあります。やってみれば分かるのですが、スクリーンショットを撮ってからそこに落書きするよりも、逆の手順のほうが手間が減ります。カラーピッカー(スポイト機能)がついているのもプラスです。

Screencastify – Screen Video Recorder

オンライン授業が当たり前になった昨今、パソコンの操作を画面録画で教えたくなることが増えたと思います。これは画面録画ウェブアプリの定番で、他にLoomやAwesome Screenshotなどの競合がありますが、比較になりません。現時点では、無料版で5分間という制限がある以外は、操作性・機能性ともにScreencastifyの圧勝です。動画の最初と最後の不要な部分を削除するトリミングは他でもできますが、途中のカット編集がここまで簡単にできるものは見つかりません。GIF出力ができるのもプラス。

Slides Timer

Googleスライドの中に<<time>>のようなコードを入れておくことで、現在時刻やタイマーを表示できる優れものです(プレゼンテーションモードでのみ動作します)。フォント、サイズ、色、配置場所が自由に設定できて、演習課題の説明と同時に表示したり、スライドの隅に時刻を表示したり、アイデア次第でかなりいろいろなことができるはずです。

「使い方がわからない」という質問が多かったのですが、拡張機能のページに説明があるので、該当箇所を引用します。

Example:
<<5:00->> will count down starting at 5 minutes.
<<2:00+>> will count up starting at 2 minutes
<<time>> will display the current time in AMPM format

Tab to Window/Popup – Keyboard Shortcut

ブラウザのウインドウ内に複数のタブが並んでいて、そのうち1つだけを取り出して別ウインドウにしたいとき、そのタブをマウスでドラッグして引っ張り出すしか方法がありません。これをキーボードショートカットで一瞬でできるようにしてくれるのがこの拡張機能です。サイド・バイ・サイドで生徒の答案と成績表を見たい時などにどうぞ。

もうひとつすごいのが、外部ディスプレイにタブを飛ばす機能です。任意のタブをディスプレイ間で行ったり来たりさせることが一瞬でできます。ストレス無く作業に専念できますね。

Tiny D20

すでに前回のシェア会(ジャムボードの紹介でした)でDice Throwerというサイコロの拡張機能が紹介されていたので、その上位版とも言えそうな強力な拡張機能をご紹介しました。「何面体のサイコロを何個振るか」「出た目にいくらの補正値を足すか」という設定ができるので、理論的には無限のサイコロの目が設定可能です。すごろくやゲーム以外にも、いろいろな場面で利用できると思います。

GIPHY for Chrome

2021.04.07 追記:この拡張機能は、現在公開が停止されているようです。代わりに Popcorn GIF Search を使ってみてください。

楽しい見た目の教材や生徒を飽きさせない工夫のためにGIFを使う方は多いと思いますが、その検索から文書への挿入までを効率化してくれる拡張機能です。キーワード検索したあとは、GoogleドキュメントやGoogleスライドにドラッグ&ドロップすることができます。出典も簡易表示してくれます。

OneTab

タブ型のブラウザ、特にGoogle Chromeはタブを開けば開くほど多くのメモリを消費します。タブを開きすぎてページのタイトルが見えなくなっている人をよく見かけますが、お使いのコンピュータに潤沢なメモリが搭載されているのでなければ、不要なタブは閉じておいた方が良いです。OneTabは、現在開いているタブをすべて閉じて、ブックマークのようにひとつのタブに集約してくれる拡張機能です。

メモリ節約以外にも便利なのは、OneTab上にリストされたタブのリストを、ウェブ上でリンク集として公開、共有が簡単にできることです。

Bitly | Powerful Short Links

短いリンクは正義です。URL短縮サービスの老舗、bit.lyの拡張機能は定番中の定番なので割愛しようかとも思ったのですが、初級の方も視野に入れた発表を、とのことだったので入れておきました。これでいちいち、bit.lyのサイトに飛ばなくてもURL短縮の作業ができるようになります。

短縮URLの欠点は、どこに飛ばされるかがわからないことです。安全性に自信がない時は、不用意に短縮されたURLリンクをたどるのは避けましょう。

コメント

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