Google Jamboardの代替手段をAIで探す

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「ジャムボがやられたようだな…」
「ククク…。奴は四天王の中でも最弱」
「Googleごときに翻弄されるとは教師の面汚しよ…」

皆さんご存知かと思いますが、共同作業や授業内活動に適したGoogleのデジタルホワイトボード、Jamboardのサービス終了が発表されました。きっと儲からないんでしょうね…。とは言え、多くの教師が利用していると思いますので、これは大問題です。今回はGoogleジャムボードの代替手段について考えてみましょう。

Googleジャムボードの代替手段

Jamboardの代替手段を探すとは言っても、AI時代なので特にあなたが頑張って探す必要はありません。ChatGPTのようなAIチャットボットでWeb検索の機能が使えるサービスがありますので、人間がいちいち気になるサービスを試してみる前に、まず有名なツールの特徴をまとめてもらいましょう。

こうした方法を筆者は「授業準備3.0」と呼んでいますが、他にも授業や宿題で活用できるクイズツールをAIで探す方法を以下の記事でご紹介しています。

今回は、せっかくなので最近現役に復帰したChatGPTのWebブラウジング機能(有料版のChatGPT Plusが必要です)で調べてみましょう。あなたが何を知りたいかと、ChatGPTに何を調べてほしいのか、どのような形式で結果を表示してほしいかを伝えればよいでしょう。

ChatGPTが要約した結果は下記のとおりです。

  • グーグル・スライド
    長所:Google Workspaceの一部、ページサイズが似ているためJamboardファイルの変換が簡単。
    短所:エディタに描画機能がない。
  • FigJam:
    長所:教育向け無料、高度な描画ツール、共同作業機能、Google Meetとの統合、Jamboardファイルの変換ツールがリリースされる予定。 
  • Canva
    長所:多くのテンプレートが利用でき、基本的な描画ツールやブレーンストーミングツールがある。
    短所:Google DriveやFigJamほどコラボレーションが直感的ではなく、ファイルの共有や管理が複雑な場合がある。
  • Lucidspark:
    長所:高いレベルのコラボレーションが可能。
    短所:高度な機能には学習曲線があるかもしれない。
  • Miro:
    長所:高レベルのコラボレーション、簡単な統合、多くのトレーニングビデオがある。

以下は、要約の前に表示された比較表の一部です。

久々にChatGPTのブラウジング機能を使いましたが、重大な欠陥が修正されただけで、使い勝手が向上しているわけではないようです。まず、ChatGPTからBingを呼び出してその場で検索とブラウジングを行うので、とても遅い。ソース(参照元の記事へのリンク)が表示されないことがある。そしてネットワークエラーが多発する、等々の課題が山積です。

ウェブ検索はまだBing Chatが優勢

こういった調べ物はまだまだ、Bing Chatを使った方が良さそうです。Bing Chatの方が優れている点として、まず何よりも無料でGPT-4相当のLLMが使えるということと、上記のような問題がほぼ皆無であること、表の作成がきれいにできることが挙げられます。以下にBingの検索結果を共有します。

こちらの方が見やすいし、リンクもあって便利です。ただ、件数が少なかったので追加するように指示しました。ぱっと見で良さそうなものはFigJamとMicrosoft Whiteboardでしょうか。オープンソースのものも、試して見る価値はあるでしょう。

この続きはPatreonでお読みいただけます。以下のリンクから、上記のChatGPTとBing検索で使用したプロンプトと「らいけんが利用中のChrome拡張機能」シリーズの記事がお読みいただけます。

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